藍染 / 墨染
みなさん、こんばんは。
お天気の変わりやすい週末ですが、一雨ごとに寒くなってきましたね。
朝の散歩も日陰を歩くと寒く感じました。
今回は、Antiquités FW16 の 藍染 / 墨染 をご紹介します。
前回ご紹介した福岡の宝島染工さんによる1枚1枚手染めの天然藍のブルーと
墨のチャコール色が秋冬カラーに加わりました。
まずは、藍染のブルーのアイテムから。
秋冬コレクションでの藍染は深みのある濃藍1色です。
しっかりしたリネンコットン地のモッズコート。 ワンピースやスカート、レディース感あるアイテムとのコーデもおすすめです。
職人さんによる1枚1枚手染め、1着の中にも出てくる自然なムラがかっこいい。
藍染のグラデーションのようなヒモもアクセントです。
ジーンズ + ニットのスタンダードコーデにも藍染のモッズはかっこいいポイントに!
FW16 Season Book でもモッズとワンピースとのスタイリング。
厚手のリネンコットンのモッズやロングコート、リネンのシャツとワンピース、
シーズン通して着れるリネンやコットン素材を藍染したアイテム。
墨染のチャコールやグレーは、素材の違うチャコールやブラックとのニット、定番の
天然染料の藍と墨を使っていますので、デリケートな部分もあります。 ●必ず色落ちはしていきます。重ね着や摩擦などで色移りもしますので、 ●お洗濯は単品で、漂白剤などの入った洗剤はお避け下さい。 ●お家での保管も日差しや電気明かりの当らないところに、ハンガーなどで吊り下げて ご注意いただく点もある藍染と墨染の服ですが、1枚1枚 手染めで染め上がり表情が 今回ご紹介しました 藍染 / 墨染 のアイテムは、11月には出来上がりますので
またリネン地のカットソーやスウェット….etc
同じ藍の色もアイテムや素材で、全然違った表情になります。
天然の藍染は、深みもあり少しグリーンがかったようなブルーが特徴で、
香りも藍のいい香りが残っています。
これからの寒い冬はニットやウールものとのコーディネートがおすすめです。
色落ちや色移りがあるので、色落ちが落ち着くまではチャコールやネイビーなど、
濃い色とのカラーコーデが ◎ 濃い色同士のコーデにも藍のブルーは映えます。
そして Antiquités のアイテムで、初登場の墨染のご紹介です。
インディゴや藍染がお好きな方は、延長の墨染の色もコーディネートしやすく感じて
いただけると思います。私自身も着てみたり、スタイリングするときに藍染と墨染を
重ねて着ても相性がよかったです。
藍染より少しメンズライクでかっこいい印象の色に感じました。
藍よりも粒子が粗くて大きいので染まりにくく、染めムラが出てくるのが特徴です。
でもその1点1点違う染めムラが良い表情になっています。
藍染と同じように、染める素材や元の生地の色、染める回数によって染め上がりの色も
違ってきます。今回の墨染は、淡墨と濃墨の濃淡2色。
Bookでも、濃墨のサロペットに淡墨のリネンのブラウスを濃淡でコーディネート。
トータル墨染の大好きなサロペットスタイルは、煙突そうじをした後のような
ちょっと男前なイメージです 笑
リネンコットンのサロペット地は、もともとベージュ色の生地を墨染しているので、
濃いチャコールブラウンのような仕上がりです。
淡墨のリネンワンピースにロングニットは、異素材の組合せで淡いグレーが引き立つ
コーディネートです。
カラーリネン各色やインディゴなどとのスタイリングでも存在感ある差し色に 🙂
FW16 のカラーリネンの赤いスカートとのコーディネートもおすすめです。
お手入れ方法やお取り扱いにも下記の点をご注意くださいね。
白や淡い色のアイテムとのコーディネートは色落ちが落ち着くまではお避け下さい。
タンブラー乾燥も避けていただき、陰干しがベストです。
保管していただくと 日焼けやタタミ焼けも少ないです。
違って同じものがない藍色と墨色。そこからさらに洗って着て洗って…..を繰り返して
自分の身体のラインや日々の動きから、自分だけの色になっていきます。
色の変化を肌で感じて、毎日のコーディネートの中の色の組合せにも新しい発見や
アイディアも出てきて親しみも湧いてくると思います 🙂
シーズン通して、藍と墨 の色の深みを楽しんでいただけたら嬉しいです。
お楽しみにされていてください!